さすらいのモロッコ〜ドバイのおまけつき

2日目 2004.10.9 タンジェ〜シャウエン

シャウエン行きのバス



さて、午後からはバスに乗っていよいよシャウエンにむかいます。
CTMというモロッコ国営のバスターミナルは、タンジェ港のすぐとなりにあります。とりあえずこのバスターミナルでシャウエン行きのバスの出発時刻を確認し、チケットを購入。

荷物も預けたいな〜とおもってきょろきょろしていたら、バスターミナルの荷物係のお兄さんが、手招きで荷物を預ける手続きを英語で親切に教えてくれた。
いい人や〜。


バスが出発するまでのあいた、ちょこっとだけバスターミナルの辺りをうろうろする。このあたりはすぐとなりにタンジェ港があり、スペインからやってきた旅行者が集まる場所。当然、自称ガイドさんもうようよいます。

私たちも明らかに日本人旅行者なので、すぐに自称ガイドさんに声をかけられた。
「ヘイ!ジャポニ!コーヒー一緒に飲もう」
・・・うさんくさい。あまりにも胡散臭いその兄ちゃんとコーヒーを飲むのはかなりいやだったので、断る。

が、そのとき私たちはちょうど、テレホンカードを売っているお店を探していたけどよくわからなかった。ちょうど良かったのでその自称ガイドのお兄ちゃんに「テレホンカード売っているお店ない?」とあやふやな英語で聞いてみた。

「よっしゃ!ついてこい」とばかりに先に歩く自称ガイド兄ちゃん。ついていくしかない私たち。連れて行かれた売店で確かにテレホンカードは売っていた。30DH分のテレホンカードを買うために、50DH紙幣を兄ちゃんに渡し、テレホンカードを購入することはできたんだけど。
・・・おつりはかえってきませんでした・・・。
兄ちゃんはさわやかにわかれていった後。

テレホンカード代、くすねられたか〜・・・。
タンジェの最後の最後で、自称ガイドさんにやられました。ま、こんなものか・・・。

そんなこんなでバスの出発時間。またバスターミナルに戻る。
バスターミナルで、一人の日本人の青年に、荷物のあずけ方について声をかけられた。おお、日本人!久しぶりに見た気分。
同じバスに日本人がひとり乗るんだな〜と思うだけで、ちょっとうれしい。

バスは12時に無事出発。12時?お昼じゃん!
しまった!!お昼ごはんを食べるの忘れた!!
しかも、モロッコに来てからまだ一度も、モロッコ料理を食べていない!!!
バスが出発してから急に、おなかがすいてたまらなくなる二人。


バスはおなかがすいている二人を無常にもほったらかしに、ひたすらシャウエンへ向けて進んでいきます。おなかすいた・・・すきまくった・・・。
幸い、かばんの中に日本から持ってきたキャラメルがあったので、チョコチョコ食べながらその場をしのぐけど、やっぱりおなかすいているには変わらない。
めちゃくちゃテンション低い二人。

しかもこのバス、タンジェ〜シャウエンまで直行かとおもいきや、途中でティトゥアンという街にもよったりします。直行じゃないのか・・・。
ティトゥアンは時間があったらいってみたかった街だけど、おなかがすいている今は、どうでもいいからただただはやく通り過ぎて欲しいだけ。
でも、こんなときにかぎってティトゥアンのバスターミナルはめちゃくちゃこんでいて、乗客を乗せて発車するのにめちゃくちゃ時間がかかってしまったりする・・・。

・・・はやく、はやくシャウエンについてくれ・・・。

ティトゥアンをようやく出発し、バスはひたすら山道を登っていきます。
シャウエンは、山の中腹にへばりついている、小さい山村。ひたすら、のどか・・・というか何にもない道をバスはひた走っていきます。いつになったらつくのか・・・。

気になる天気のほうは、一向に良くならず、シャウエンが近づくにつれて雨がぽつぽつ降り出してきました。やっぱり、雨ですか(泣)

 


ようやく、時間がかかってシャウエンのバスターミナルに到着。
このバスターミナルについたころにはすでに土砂降り・・・。
シャウエン、ひそかにモロッコで一番楽しみにしていただけに、この雨はとってもつらい・・・。

バスターミナルを降りて、さてどうしようかと迷う。バスターミナルから目的のシャウエンのカスバまではかなり距離があるのでタクシーに乗らなきゃならない。
と、タンジェで声をかけてきた日本人の青年さんと「・・・どうしましょうかねえ」と話しつつ、とりあえず明日のバスの予約だけしてタクシーを待つことに。

やっとやってきたプチタクシーに乗り込んで、シャウエンのメディナを目指す。シャウエンのバスターミナルは、本当にメディナから離れている上、ものすごい坂道!これ、歩けといっても難しいよ・・・。

相乗りしていた日本人の青年さんも、今日の宿を決めていないようだったので、メディナの中で探すみたい。私たちも宿を決めていなかったのは同じだけど、何しろスーツケースなのでメディナの中には入れない・・・。メディナの入り口で、日本人青年さんとお別れして、私たちはメディナの外でホテルを探すことにした。
「またメディナのどこか出会いましょう」なんていいながら分かれたけど、このときはシャウエンのメディナなんて小さいからいつでもあえるさ、となんとなく思っていた。


さて、日本人青年さんと別れたあと、あらかじめ『地球の歩き方』でめぼしを付けていたホテルに直行した。ホテルのフロントで、あやふやな英語で「空室ある?」と聞いてみたところ、満室との答えが。うえ〜、やっぱり・・・。

仕方なく、その隣にあったホテルにも駆け込んでみたけど、ここも満室。
やない。やっぱり予約しておけばよかったんだろうか・・・。

幸い、その先にあった「ホテルマラケシュ」という、シャウエンにあるにもかかわらずの名前のホテルに駆け込んだら、空き室がありました。ただ、地下にある、トイレ・シャワー共同のいわゆる「安宿」タイプ。べつに「安宿」タイプはぜんぜんかまわないんだけど、安宿タイプにしてはちょっと割高だったような・・・。
いや、とめさせてくれるんだから、文句は言いません。
スーツケースできた私たちが悪かったんです・・・。めでたくチェックイン。


きになる部屋のほうは、シャウエンらしい青色で統一された、なかなかしゃれた部屋でした。いや、なかなかかわいいです!!

基本的に小さくて狭くて暗いんだけど、でも部屋のちょっとした飾りが小粋で、悪くないです。ま、いいか。これでも。

トイレもすぐ近くの部屋だったので、あまり不便さを感じませんでした。

とにかく、土砂降りの中部屋が決まってほっとして、荷物を解いて一休み・・・したいところだけど、とにかくおなかすいた!!!
タンジェから我慢し通しだったので、一休みもそこそこに、さっそくシャウエンのメディナへ食べ物を探しに出かけることにしました。



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