さすらいのモロッコ〜ドバイのおまけつき

1日目 2004.10.8 ドバイ〜カサブランカ〜タンジェ

恐怖の入国審査



長い飛行を終えてやっとカサブランカ到着!飛行機の窓から見たモロッコの大地は、とにかく茶色くて何にもなかった。突如現れた街がカサブランカ。

カサブランカ空港は、本当にこれでも一国の玄関口である国際空港?ってくらい、簡素な空港だった。でも空港内にモザイク模様の壁を見つけたりと、ちょっとしたイスラムチックな雰囲気に、「モロッコだあ〜」と喜ぶ。

のもつかの間。
入国審査の長蛇の列で相当待たされた。とにかく入国審査にやたらと時間がかかる。アラブ人・黒人に限らず、欧米人もみんな時間がかかる。どうも、審査官の人が質問して、パソコンになにやら情報を打ち込んでいるんだけど、どうも手際が悪いというか・・・。
また、パスポートをとにかく入念にチェックしまくり、不明な点はとにかく聞いている感じ。

英語のまったくできない私たちは、この光景を見てかなり不安になった。
何かへんなこと聞かれたらどうしよう・・・。

30分・・・下手したら1時間弱くらい待って、ようやく私たちの番に。
審査官が聞いてきた言語は・・・フランス語だった。
・・・んなもん、わかるかい!!

なにやら、宿泊するホテルとか、どこに行くのかとかきいているらしいけど、さっぱりわからない。さて、どうしたのか。
じつはどうやってこの場を切り抜けたのか、今は良く覚えていない・・・。あまりにあせって頭真っ白になって、とにかく入国カードや本を見せてここ、ここと手振りでジェスチャーし、審査官があきらめてくれた・・・のだと思う。

そんなこんなで早速「英語は通じない国だよ」という洗礼を受けた私たち。
次はスーツケースを何とか受け取って、税関へ。

今まで税関なんて、すりぬけるだけでOKだったのに、ここでは中をいちいちあけられて調べられた。・・・まじで?めっちゃきれいに詰め込んできたのに、中明けて探るんですか?!
しかも、ここでも係員さんはフランス語。わかりません、あなたが何を言っているのか・・・。

とにかく、この二つの難関を潜り抜けただけで、めちゃくちゃぐったり。
いままで、実に楽な国ばかり旅してきたんだなあ、と思い知らされる。


やっと着いたばかりのカサブランカ。でもここでゆっくりしていられない!
カサブランカはあくまでも通過点で、今日中にタンジェまでいかないといけないのだ。鉄道に乗って・・・。

とりあえず、カサブランカの中心の駅まで、鉄道で向かうことに。
空港の真下に鉄道駅があるので、連結は非常に便利。ただ、この鉄道、1時間に1本あるかないかです・・・。ここでも30分くらい待たされる。
空港〜CASA VOYAGEURS駅まで30DH。


列車は、はじめは何にもない広々〜とした荒野を走り抜ける。カサブランカの中心に向かうにつれて、少しずつ建物が増えてくる。
うーん、モロッコ、ここはモロッコなんだよなあ。
まだ実感がわかない。なんだか変な感じ。


45分くらいで、CASA VOYAGEURS駅に到着。この読みにくい駅はカサブランカの中心にあるわけではないんだけど、郊外へ出る鉄道はこの駅からすべて出発する、鉄道の中心駅。

さて、ここからタンジェ行きの鉄道に乗り換えるんだけど・・・次の電車の出発まで1時間半。何しよう・・・。モロッコについてから、まってばかりだ。

タンジェ発の鉄道が17時半、タンジェにつくのが23時・・・晩ご飯を食べている時間がないので、いまのうちに食べておきたいところ。
とにかくおなかがすいたけど、この駅の周辺にはカフェはあるが食べるところがない(ようにみえた・・・このときは)。どうしよう。このままタンジェ行きの列車に乗ったら、後4時間食べれない。でも、重たいスーツケース引きずって、どこにもいけない・・・。
(この旅、スーツケースで出かけたのはやっぱり大失敗・・・。次はバックパック買うぞ!と固く決意)

そんな私たちを目ざとく見つけたのが、プチタクシーのおっちゃん。
カサブランカの中心街のほうにある食べ物屋までタクシーでつれてってくれました。


プチタクシーの運転は、それはもう荒い荒い・・・
周りの車も、車線なんか守ってないんじゃない?ってくらい荒い。そしてあちこちでニアミス&クラクションの嵐。
うわーここ、めっちゃ運転マナー悪い!
ひやひやしながら乗っていました。

それにしても、カサブランカの街中はビルとかたってて都会だなあ〜


運転手のおっちゃんは、一軒のケバブサンド屋でおろしてくれました。
ショーケースに入っているケバブをジェスチャーと片言の英語で指示して、お店の人に伝えると、手早く焼いてパンにはさんでくれる。
はやい!ありがたいねえ。

暖かいケバブサンドを持ち帰って、うれしげにカサブランカ駅に帰りました。タンジェ行きの列車にも悠々セーフ。
あわててタクシーを飛び降り、駅へ向かう私たちを、うしろからおいちゃんが大声で呼び止める。なに?!と思ってみたら、おいちゃんの手に私のLOMOがっ!
どうやら、タクシーに忘れて言っていたみたいで、わざわざ教えてくれたみたいで。おいちゃん〜〜〜!すごくたすかった!!ありがとう!
あつい抱擁を交わしたあと、さわやかに立ち去るおいちゃん。

・・・後で知ったけど、倍くらいぼられていたけどね。タクシー代。
いいの、そのとき助かったから・・・。

カサブランカ〜タンジェの写真はこちら



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