九州食い倒れドライブ


【 1日目 】

めざせ、阿蘇

阿蘇の風景

黒川温泉でさっぱりしたあとは、昼ごはん。
昼ごはんのことしか考えられません。温泉に入るとやたらにおなかすくし、第一朝ご飯、食べていない!

空腹の中、黒川温泉を後にして、阿蘇山へ向かって再び走り出しました。
阿蘇山へ向かう道は、とにかくここは日本か?とうたがいたくなるくらい、ひろびろ〜とした風景が広がっています。天気もまあまあいいし、なんだか開放感!

このひろびろ〜とした風景は、ちょっと北海道っぽいかな?牧場もあって、牛やら馬やらもたま〜にみかけたり。
・・・おなかすいた。


黒川温泉から阿蘇までは、かなり近い。阿蘇山の外輪山をこえたら、阿蘇内輪の盆地(?正式にはカルデラ地形)が広がってきた。

阿蘇の内輪は思った以上に広く、そして思った以上に田んぼばっかり。さすが、米どころ!の〜んびりした空気がただよっています。
いいなあ、この田舎さ加減!ちょっと気に入ってしまった。

それにしてもおなかすいた。
めざすは、「まっぷる」でチェックしていた、牧場併設のレストラン!今日最初のメインイベント、肥後牛が待っているはず・・・。

阿蘇の内輪



平日の牧場

たどりついたのは、「フレンドリー竹原牧場」。どこにあるのかわからないくらい、道から離れたところに埋没していた。
う〜ん、牧場?

目についた施設は、「売店(しぼりたて牛乳アイスあり)」「手作りパン工房」「体験道場(何の体験だっけ・・・ど忘れ。多分、パン焼き体験とかだったとおもう)」そして奥のほうにお目当ての「レストラン」。
あとは、だだっぴろ〜い牧場に、牛やポニーがぼけ〜っと昼をやり過ごしていた。

そしてなぜか、牛やポニーより、犬が多かった。しかも、はなしがい!私は犬の種類ぜんぜんわからんのやけど、ゴールデンレトリバー、小さいブルドックみたいなの、ミニチュアダックスフンドとかいっぱいいた。そして自由気ままにはしりまわり。レストランのほうにもきちゃうありさま。
ここはわんわん牧場か?


牧場のレストラン

まあ、まわりの観察もそこそこに、とにかくおなかがすいていたので奥のレストランへ。

さすがに平日!お客様がほかに誰もいなかった・・・。ちょっと不安。でもまあ、とりあえず屋外のテーブルを陣取ることに。

テーブルの上には、炭火焼コンロが備え付け。お?なんだか肉モードになってきた。だんだん、人がいないということが気にならなくなってきた。

メニューは期待通り、肥後牛を主体としたメニュー。そりゃあもう、肥後牛でしょう、というわけで、注文。あと、ちょっとかわっているのが「牛乳豆腐ステーキ」。これまたひかれて注文。


ここの肥後牛は、普通の焼肉のようにカットされているのではなく、塊でやってくる!ステキ!
塊で焼いて、焼けたところからナイフでそぎとってたべるのだ。ワイルド。

炭火が強く結構すぐに焼けるので、食べたり焼いたり・・・とちょっと忙しいけど、おいし〜い!!!これが、肥後牛か!
なんともジューシーで、焼いているうちから牛脂が滴り落ちていました。これは、あまり焼きすぎないほうが美味しいね。

野外の席なので、外は牧場に牛。牛を見ながら肥後牛を堪能しました・・・。

あ、「牛乳豆腐ステーキ」のほうも、なんだかチーズのような触感&味でこれまたおいしかったっす。

これが肥後牛〜
牛乳豆腐ステーキ


ポニーと戯れてみる

食後、せっかく牧場にきたんだから・・・とちょっと散歩。ポニーとか牛くらいかと思ったら、奥のほうに馬、なぜかだちょう、孔雀までいた。なんとなく、ここ、無節操。
写真とかとりつつ、暑いのでさくっと戻る。

せっかくなので、搾りたて牛乳をバン!と1リットル購入。明日の朝の牛乳確保〜って1リットルも飲むんかい。
もちろん、絞りたて牛乳ソフトクリームもたべました。これまた当然ながら美味しい〜

あとからやってきた修学旅行生(全部で20人弱しかいなかったんだけど・・・どこの田舎からきたの?←親近感)が、「牛のミルク絞り体験」をしているのを横目で見つつ、牧場を後にする。

おいしかったです。ハイ。


危険な阿蘇山

せっかく阿蘇にきたので、どうせなら阿蘇山火口を見てみたい。というわけで、食後は阿蘇山へ向かってドライブです。

ほんま、阿蘇山周辺って、もう独特な風景。なだらか〜な山肌は、険しい四国の山を見慣れている私たちにとって、カルチャーショック。おもしろいな〜、阿蘇。

阿蘇山火口までは、簡単に車で登れます。車線もしっかり消えることなくつづくいい道で、あっという間に到着。う〜ん、駐車場からすでに、くさい。硫黄のニオイが・・・。

火口までの道のりは、何故か韓国語が氾濫していた。韓国からの観光客が大勢押し寄せているらしい。一瞬、ここはどこだ?とおもう。

阿蘇山を登る


阿蘇山火口

「阿蘇山火口は有毒なガスが充満しているので心臓の弱い方などは健康を害する恐れがあるため、進入を禁止します」

こんな物騒な放送が絶えず流れる中、阿蘇山火口に到着。うわあ!火口!火山の火口ってはじめてみた!けむりが!
想像以上のスケールに驚く。
そして想像以上のニオイにも・・・

急に、風向きが変わって、いきなり煙がどわっと私たち観光客のほうへ押し寄せてきた。うわ〜すごい!と思ってのんびり構えていたら、とたんに息が苦しくなってきてむせてしまった。
く、くさい。くるしい。くさい。くるしい!

ほんまに、有害ガス、だよこりゃ。なんだか胸がむかむかする・・・。
慌てて口をハンカチで抑える。

ほどなく、「現在、風向きの都合で展望場所に有害なガスが大量に流れています。ただちに避難してください」という、さらに物騒な放送があたりに響いた。
・・・避難って・・・。

でも冗談抜きに苦しいし長時間いれないので、退却。おそるべし、阿蘇山。
でももっと恐るべしなのは、あの大量有毒ガスにびくともせず商売を続けていた、火口付近の物売りの人たち。長年の積み重ねで、人間あそこまで強くなれるんかなあ・・・。


いざ、熊本へ

とりあえず阿蘇山を見てしまったら、阿蘇観光はおしまい。今日はあとはのんびり熊本市まで向かって、熊本の夜を堪能するばかり。

阿蘇から熊本までの道のりは、途中までは相変わらずのスケールでかい阿蘇の風景。しばらくしてから、ふつーのありふれた日本の郊外の町の風景に変わった。

おなかも膨れて、観光もして、ちょっと満足してしまったので車の中でうつらうつらとしてしまう私。ごめん〜。

阿蘇からしばらくたって(どれくらいだったっけ・・・)、車は熊本市内へ。熊本市内・・・う〜ん、この感じ、なんとなく・・・。この、田舎さ加減、なんとなく・・・。
松山に、似ているような・・・。

でも、熊本の中心街と思われる繁華街の中に入ったら、あきらかに、松山市よりは都会だった。なんとなく、熊本、中心部に集中しすぎてない?ものが・・・。

今晩とまるのは、熊本グリーンホテル
とにかく安いところ!を探してここにした。なんたって、熊本の繁華街のど真ん中!ホテルのすぐそばに、アーケード街や食べ物やがいっぱいあつまっている。便利。

さすがに夜中からのドライブは疲れたので、ここで夕ごはんまで爆睡。夜の馬刺しに備えます。


馬刺し

馬刺し!
馬肉のにぎり!

さてさて、馬刺しです。馬刺し。
何故か熊本は馬刺しが有名で。なんでだろう?よく知らんけどとにかく有名だっていうならたべないと。今日のメインディッシュ。

目をつけていた馬刺し料理屋は、ほんまにホテルのすぐそこ。すぐちかくじゃん!ってことで喜んでホテルを出ると、ホテルの地下に馬刺し屋があった。
真下かい!ちかすぎ!

馬肉料理「むつ五郎」、ちょうど7時ごろで店はすでに満席。しばらくまつことに。
しかし、こういう平日(木曜日)に、地元のサラリーマンでにぎわうお店って、かなり、期待できない?

店の感じは、ほんまに「会社帰りに一杯」というかんじのやや親父好みのお店。本で知らなかったら絶対きてないわ〜。地元民でにぎわう、という動かざる証拠を目の当たりにし、かなり高まる期待。

程なく、カウンター席があいたのでようやく店の中に入る。
メニューにあるのは、豊富な馬肉料理のオンパレード!馬刺しはもちろん、馬串、馬レバ、馬タン、煮込み、揚げ・・・あらゆるものがそろっていた。

おもしろいのが「ルージュ」というメニュー。
これなんですか?とtatuがきいたところ、「馬の唇です」という答えが。く、唇ですか・・・。(さすがにたべていない)

とりあえず、馬刺し、馬串、とにかく馬肉料理を目についたものから注文。馬肉初体験なので、いろんなもの食べてみたい!

感想。馬肉って・・・。こんなに、こんなにおいしいの?!と目からうろこが落ちた。ああ、ありきたりの感想しかいえないのが残念。
馬肉って、結構牛肉に近い味。陳腐な表現だけど、んまいです。

馬刺しに関しては、もう、とろけそう〜ステキ!これを食べてふと、北海道富良野の「くまげら」で食べた牛刺しをおもいだした。
うん。このお店、「くまげら」に迫るものがある!南のくまげらに認定。

というわけで、もくもくと馬刺しに酔いしれた夜でした。
あんまり食べ過ぎてあまりにもおなか一杯になったので、このあと「熊本ラーメン」をたべよう!計画がおじゃんになってしまったほど。
熊本ラーメン食べれなかったのは残念だけど、いいや。
ビバ、馬肉!

・・・後で知ったことだけど、本でチェックしていた馬肉料理は、実は私たちが食べたところではなく、ホテルから2,3件隣のところにあった。
ということは、たまたま間違えたために、この「むつ五郎」の馬肉が食べれたというわけで。
いや〜、たまにはこんなミスもいいね!めっちゃ満足。

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